SEAnews 1997-05-28 ArtNo.10648

【クアラルンプル】シーメンス・エレクトリカル・エンジニアリングSdn Bhd(SEE)、PERNECコープSdn Bhd(ﾌﾟﾙﾓﾀﾞﾗﾝ･ﾅｼｵﾅﾙBhd/NEC/ﾌﾟﾙﾅｽ･ｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙ･ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽﾞBhdの56:30:14の合弁会社)、サン・マイクロシステムズPte Ltdはマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)にそれぞれマルチメディア関連の研究開発(R&D)施設及び訓練センターを設ける。
ＳＥＥは親会社シーメンス及びシーメンス・ニクスドルフ・インフォメーション・システムズ(M)と共同でシーメンス・マルチメディアSdn Bhdを設立、技術移転と技能開発をメインとした訓練センターを設ける。同センターは情報技術(IT)センターとして機能、また関係Ｒ＆Ｄ業務も手がける。シーメンスは同目的のために当初2300万Ｍドルを投資する予定だ。
PERNECコープSdn BhdがＮＥＣと共同で設けるＲ＆Ｄセンターは、ＮＥＣの東南アジアにおけるＲ＆Ｄ業務のハブを務め、ＭＳＣのフラッグシップ・プロジェクト等を手がける。こうした活動にはＬＳＩ集積回路(IC)の開発も含まれる。
一方、サン・マイクロシステムズはマレーシア事務所を通じてＪＡＶＡデザイン・センター(JDS)を開設、ＡＳＥＡＮ域内やインド地域を対象にＪＡＶＡコンピューティング技術に関わるコンサルタント・サービスを提供する。ＪＤＳはローカル・パートナーらにビジネス・ソルーションを提供するが、製品製造は手がけないない。
サン・マイクロシステムズはまたMimos Bhdと共同でＭＳＣ内にＪＡＶＡコンピテンス・センターも設ける。(STAR:5/27)