1997-05-27 ArtNo.10641
◆<印度>統一戦線運営委、石油価格問題で結論持ち越し
【ニューデリー】連立与党統一戦線(UF)は25日、石油プール勘定赤字の解消を目指し、石油製品の値上げ問題を討議したが、合意を得られず、結論は10日乃至15日後の次期会合に持ち越された。
この日の会議ではバアル石油相もチダンバラム蔵相も、財政上、石油プール勘定の赤字を放置することはできず、早急に何らかの解決策を講じる必要があると強調したが、午前の常任委員会でも、午後の運営委員会でもUF左派の反対に遭い、石油価格の値上げ案は承認されなかった。
UF筋は、石油製品の値上げが実現するとすれば、それは政府中枢レベルでの方針が確定した後のことだろうと指摘した。(IE,ET,TH:5/26)
|