1997-05-27 ArtNo.10637
◆<印度>Ispat、カキナダにUS$30億製鉄所建設?
【ハイデラバード】Ispatグループが30億米ドルを投じて建設を計画する臨海総合製鉄プラントはアンドラプラデシュ州カキナダ近郊に建設される見通しだ。
アンドラプラデシュ州政府筋によると同州工業部とアンドラプラデシュ・インダストリアル・インフラストラクチャー・コーポレーションは、数日前にIspatの調査チームをMoolapetaとKonapapapetaの中間に位置する約500haの当該用地に案内したが、調査チームは満足の意を表明したと言う。
今年初にハイデラバードで催されたセミナーの席上、Ispat社幹部が語ったところによれば、プロジェクトは3段階に分けて進めれ、10MCMDの液化天然ガス(LNG)/600万トンの原料や完成品の荷役が可能な港湾、バイラディラ鉱山から供給される精鉱を利用した年産300万~400万トンの製鉄プラント、年産120万トンの海綿鉄工場、電炉、鋼材製造プラント、LNGを燃料とした500MW(メガワット)の複合サイクル発電所等が建設される。
州政府は各種の奨励措置をオファーして同プロジェクトの誘致に努めていると言う。(ET:5/25)
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