1997-05-27 ArtNo.10627
◆<星>米系工学ソフト会社ベントリー、R&D部門開設
【シンガポール】米国拠点のエンジニアリング・ソフトウェア会社Bentley Systemsは、シンガポールの建設ブームや政府の進めるコアネット計画に注目、シンガポールに研究開発(R&D)部門を設ける方針を決めた。
デザイン・シンポジウムに出席するためシンガポールを訪れたグレゴリー・ベントリー会長兼社長(41)によると、ベントリーは付加価値再販業者(VAR)と合弁でシンガポールにR&D施設を設ける計画で、特に1)メカニカル・コンピューター・エイディッド・デザイン(MCAD)、2)コンストラクション・エンジニアリング、3)ジオグラフィカル・インフォメーション・システム(GIS)、4)インフラストラクチャー・エンジニアリング・デザインの4領域に照準を合わせる。
年商1億2000万米ドルのベントリー社は、マイクロステーション等のエンジニアリング・デザイン・ソフトウェアで知られ、当地顧客には住宅開発局(HDB)、シンガポール・テレコム、陸運局(LTA)、ジュロン・タウン公社(JTC)、港湾局(PSA)、公共事業局(PWD)等が含まれる。(BT:5/26)
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