1995-03-30 ArtNo.1059
◆<馬>インベスコア、J州商住複合開発でパートナー物色
【シンガポール】タイ、シンガポール、マレーシア企業の合弁に成るInvescor Ventures Sdn Bhd(IVSB)はジョホール州バトゥ・パハ市近郊のスリ・スロン(28ha)に商業/レジャー/ウェアハウジング・コンプレックスの開発を計画している。
タマン・スリ・スロン・インダストリアル・パークのプロモーションのためシンガポールを訪れたIVSBのチュア・ペンレン重役(ED)が28日語ったところによると、目下大型スーパーマーケット、室内体育館、テーマパーク開発の共同出資者を物色しており、これらの施設はバトゥ・パハ、ムアル、クルアン、ポンティアンの住民に奉仕することになる。一方、タマン・スリ・スロン・インダストリアル・パークはIVSBの株主の1人ルズアン・サリム氏の不動産会社ルズティカSdn Bhdにより開発され、IVSBが建設を請け負っている。IVSBは目下クアラルンプルにおける2億3800万Mドルのホテル/ショッピング・コンプレックス“プラザ・ベスト・ワールド”やジョホール・バルにおける大型ショッピング・センターの建設を請け負っている。この他、IVSBは近く着工予定のスントゥル・ラヤ・プロジェクトに15%出資している。同プロジェクトはマラヤ鉄道(KTM)がクアラルンプル市内に所有する94haの土地に30億Mドルを投じて商住複合施設を開発しようと言うもので、工事は7年間にわたり段階的に進められる。 タイ証取上場のサイアム・シンテック・コンストラクション・パブリックCo Ltdが48.2%、Bricomp Developmentが18.2%、シンガポールのWoh HupとLee Kim Tahが各12.3%出資するIVSBは、目下ケック・セン(M)Sdn Bhdの子会社プランテーション・アンド・ディベロプメンツSdn Bhdを通じてクアラルンプル証取への上場を準備中だ。(BT,MBT:3/29)
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