1997-05-22 ArtNo.10570
◆<馬>テレコム、MECシティー・インフラにM$5千万投資
【クアンタン】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は向こう15年間に5000万Mドルを投じ、パハン州Gambangの1200haの土地に開発中のMECシティーの電気通信インフラを整備する。
TMB幹部が19日催されたマレーシア・エレクトリック・コープBhd(MEC)との関係契約調印式後語ったところによると、先月からスタートした光ファイバー・ケーブルの敷設工事は、MECシティーの開発と平行して段階的に進められ、2012年に完了する。
席上、パハン州のモハド・カリル・ヤアコブ首席大臣が語ったところによると、同プロジェクトに10%出資する州政府は、MECシティーに隣接して別に400haの工業団地を開発する。MECシティーはスペースに限界が有るため、全ての下請け業者や納品業者を収容することができない。
MECのテョン・テックレン重役(CEO)によると、MECは既に国内や海外から10億Mドル以上を受注しており、これらには中東、オーストラリア、南アフリカ、南米、ASEAN諸国からの大型契約も含まれている。同社は来月からMECシティーの工場で冷蔵庫と扇風機の製造を開始する。冷蔵庫の年産能力は75万台、額にすれば10億Mドル以上に達する。これらの製品の品質は他の有名ブランドのそれに等しく、値段は大幅に安い。これらの製品のパーツもメードイン・マレーシアと言う。(NST,STAR:5/20)
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