1997-05-22 ArtNo.10567
◆<星>STコンピューター/ICIS、共同で広帯域ビデオ開発
【シンガポール】シンガポール・テクノロジーズ・コンピューター・システムズ&サービシズ(STコンピューター)とインフォメーション・コミュニケーション・インスティテュート・オブ・シンガポール(ICIS)は20日、非同期転送モード(ATM)技術を用いたブロード・バンド・ビデオの合弁開発に関する覚書を交換した。
遠隔の監視点からリアルタイムで画像データを処理できるネットワーク・システム“ARMSシステム”の開発が図られ、同システムは保安、監視、ビルディングの安全/警備、ハイウェイのモニター等に応用できる。
STコンピューターとICISはそれぞれ50万Sドルを同プロジェクトに投資、国家コンピューター局(NCB)からも約23万Sドルの補助を受ける。
昨年3月スタートした第1段階におけるプロットタイプの作成作業は来月にも完成、第2段階では、1年をかけて商業化が図られる。NCBが1989年にAT&Tと共同で設立したICISは、昨年から南洋理工大学(NTU)の管理下に置かれている。(BT,LZ:5/21)
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