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1997-05-22　ArtNo.10565

【シンガポール】経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長は19日、シンガポール経済の不振は底を打ち、下半期には回復に転じるとの見通しを改めて確認した。
航空機予約会社Abacusとデザイン・ソフトウェア会社メントール・グラフィクスにビジネス本部(BHQ)ステータスの認定証を授与した後、記者から製造業生産の6.7％の下降を報じた第1四半期の経済レポートに関して質問を受けたヨー会長は、シンガポールだけが、世界的な電子業況不振の影響を受けた訳ではなく、隣国も同様の問題に直面していると指摘した。それによると、シンガポールは他国よりも国際電子市況の影響を受けやすい。しかし新たなプロジェクトが迅速に始動しつつあり、企業らは生産を拡大しつつある。このため第2四半期には景気の好転を期待できると言う。(BT,LZ:5/20)

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