1997-05-20 ArtNo.10555
◆<馬>EPEパワー、製品輸出率を30%に引き上げ
【ムアドゥザム・シャー】開閉器、配電盤、変圧器等の製造を手がける電気エンジニアリング・グループのEPEパワー・コーポレーションBhdは、今後5年間に製品輸出比率を現在の5%から30%に拡大する計画だ。
EPEパワーのジャマルディン・ジャルディス副会長が18日催されたパハン州ムアドゥザム・シャーにおける新工場の開所式後語ったところによると、同社は製品を主に電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)に納入している他、ニュージーランドとタイに輸出、また日本パートナーを通じて香港と中国にも出荷している。今後はスリランカ、アラブ首長国連邦、ベトナム、カンボジア市場の開拓を目指す。先ずはアジア太平洋地域市場に照準を合わせ、その後欧州、ラテン・アメリカ市場への進出も図る。500万Mドルを投じて建設された新工場では、自動凍結工程を通じた絶縁フレームやブッシング等の中圧開閉器の樹脂製部品が製造され、初年度に500万Mドルの売上げが目指されている。今年末には150万Mドルを投じて建設中の第2生産ラインも稼働、最終的に5~6の生産ラインが設けられると言う。(NST:5/19)
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