1997-05-20 ArtNo.10551
◆<星>NCB、ADSのネットワーク訓練コースに補助
【シンガポール】国家コンピューター局(NCB)は、アプライド・デジタル・システム(ADS)子会社のADSアソーシエーツが提供するネットワーク技術訓練コースに、Citrep(クリティカルITリソース・プログラム)下の補助を認めた。
ADSアソーシエーツはローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ルーターの据付、リモート・アクセス・サーバー等に関わる訓練を提供している。同社のコースは技術中心で、アプリケーションを中心としたものではない。
NCBの1995年の労働力調査によれば、当地の情報技術(IT)マネージャーは、LAN、クライアント・サーバー、ウィンドウズ/DOS、リレーショナル・データベース、WANに関わる知識を、現在最も必要とされるテクニカル・スキルのトップ5に挙げている。
システム・プログラミング、ナリッジ・エンジニアリング、ソフトウェアー・エンジニアリング領域における技術の向上を目指して1989年にスタートしたCitrepには、その後ネットワーキング、クライアント/サーバー、オブジェクト・オリエンテッド・テクノロジー、マルチメディア、プロジェクト・マネージメントが加えられた。NCBは昨年5月、同スキームを通じて3年間に関係コースに参加する労働者500人に600万Sドルを補助すると発表している。(BT:5/19)
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