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1997-05-19 ArtNo.10545
◆＜印度＞海綿鉄製造業界、天然ガスの値上げ見合わせ要求
【ニューデリー】海綿鉄製造業者協会(SIMA)は、天然ガスの15％値上げはガスをベースとした海綿鉄業界に深刻な打撃を与えるとし、計画の見直しを求める陳情書をＢ.Ｐ.バイシャ鉄鋼鉱業相に提出した。
ＳＩＭＡによれば、国内の年間海綿鉄製造能力は580万トンだが、ガスを使用する3つの海綿鉄工場が350万トンを生産している。その実、実際に生産された海綿鉄の85％はガス・ベースとなっている。同業界は40万トンの海綿鉄を輸出し、225クローの外貨獲得にも貢献している。
海綿鉄業界は最近様々なコストの上昇に直面しており、この上ガスが値上げされれば、同業界は深刻な打撃を受けざるを得ない。鉄道輸送コストは昨年の12％アップに加え、今年2月にも10％引き上げられた。ナチュラル・ミネラル・コーポレーションは最近鉄鉱石の価格を10％引き上げており、海綿鉄業界により使用される鉱物のロイヤルティー・レートも数週間前に引き上げられたと言う。(ET:5/17)
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