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1997-05-17　ArtNo.10531

【ニューデリー】グジュラル首相は15日のハイレベル・ミーティングの席上、石油価格問題で対立する大蔵省と石油省に1週間以内に具体的な解決策を提案するよう求めた。
グジュラル首相は石油価格を巡る大蔵省と石油省の対立を克服するためこの日の会議を召集したが、結局結論は先に持ち越された。与党統一戦線は今月25日の運営委員会で同問題を協議するものと見られる。
この日の会議でバアル石油相は15～20％の石油製品の値上げ提案の趣旨を説明するとともに、1万6000クローと見積もられる石油プール赤字を埋め合わせるのに必要な範囲を越えた値上がりを抑制するため、原油及び石油製品の輸入税の引き下げを提案した。
しかしチダンバラム蔵相は、政府歳入に影響を及ぼさない限り、石油省は石油プール赤字を縮小するために如何なる手段を講じることもできると述べたが、関税引き下げは拒否した。(IE,ET:5/16)

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