SEAnews 1997-05-17 ArtNo.10528

【ハイデラバード】マレーシア政府は、マハティール首相とアンドラプラデシュ州のＮ.チャンドラバブ・ナイドゥ首席大臣の13日の会談を受け、国産車プロトンの製造施設をアンデラ・プラデシュ州に設ける方針を原則的に決めた。
ナイドゥ首席大臣オフィスが15日発表したところによれば、マレーシア／シンガポールを1週間の日程で訪問中のナイドゥ首席大臣は、ムラソリ・マラン工業相に、アンデラ・プラデシュ州にプロトンの製造施設を設けることを認めるよう要請する書簡を送付した。
ナイドゥ首席大臣はマハティール首相との会談の席上、マレーシアのマルチメディア・スーパーコリドー(MSC)とハイデラバード・インフォメーション・テクノロジー(IT)アンド・エンジニアリング・コンサルタンシー・シティーとの提携、ハイデラ・バードのＩＴユニバーシティーとＭＳＣのマルチメディア・ユニバーシティーの協力、アンデラ・プラデシュの港湾とマレーシアの港湾のリンク、両国の政府間協定を基礎にしたインドのインフラ開発へのマレーシア企業の参画等を提案した。
ナイドゥ首席大臣はまたシャンハイ・ロキシー・レジャー・カンパニーとVisakhapatnam周辺における観光事業に関して協議、シャンハイ・ロキシーは詳細な報告書を作成することを約束した。
一方、Larsen & Toubroに率いられるインド企業コンソーシアムとHSS Bhdに率いられるマレーシア企業コンソーシアム及びＡＰインフラストラクチャー・コーポレーション・アンド・フィードバック・ベンチャーズ・オブ・デリーはアンデラ・プラデシュ州における複数の高速道路建設に関わる事業化調査を進めることで合意、関係覚書を交換した。(IE,ET:5/16)