1997-05-17 ArtNo.10520
◆<星>コンパック・ソルーション・センター、オープン
【シンガポール】コンパック・コンピューター・アジア・パシフィックは300万米ドルを投じてサンテク・シティー・タワーに設けたコンパック・ソルーション・センターを15日、オープンした。
同センターには、マイクロソフト、ノベル、SAP、オラクル、ロータス、インフォミクス、ネットスケープ等のパートナーと共に開発したエレクトロニクス・コマース、金融、グラフィックス、教育、娯楽等に関わる幅広いコンピューター・アプリケーションが展示され、域内企業に技術支援やコンサルタント・サービスを提供する。同センターでは定期的にセミナーも催される。コンパックがこの種のセンターを設けたのは、ヒューストン、ミュンヘンに続き3番目で、アジア太平洋地域では初めてのこと。
コンパックのリチャード・スナイダー上級副社長によると、同社はローエンド市場に照準を合わせアジアのコンシュマー市場の開拓に本腰を入れる。アジアの2つの主要市場、インドと中国で販売されるコンピューターのほぼ70%が600~1000米ドルの価格帯に属している。コンパックの昨年の営業額は181億米ドルで、アジア太平洋地域の売上げは全体の6%にとどまったが、2000年までに同比率を10~15%に拡大すると言う。(ST,BT:5/16)
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