1997-05-16 ArtNo.10513
◆<印度>液体燃料割当は1万2000MWまで:石油省
【ニューデリー】石油省はこのほど、電力省に対して発電用途への液体燃料の割当は、最大1万2000MW(メガワット)に制限されるべきであるとの立場を改めて示した。
石油省はこれまでに国内55の発電所に対して700万トンのナフサを割り当てている。同省は昨年、この種の割当を、最大1万2000MWの発電に十分な範囲に制限する方針を決めた。需要が割当量を超えた場合の処理が問題だが、石油省筋によると、需給バランスを埋める短期的な用途に限って、割当分を超えた使用も認める方針と言う。
一般に1000MWの発電には約125万トンのナフサが必要とされ、インドは来年には高価な軽質精製油の純輸入国になると言う。(IE:5/15)
|