1997-05-16 ArtNo.10512
◆<馬>プレス・メタル、エコ工業団地コンセプトの輸出準備
【クアラルンプル】プレス・メタルBhdはエコ・インダストリアル・パーク・コンセプトがマレーシアで受け入れられたならインドネシアやタイにも同コンセプトを輸出する計画だ。
プレス・メタルのクン・ポーミン会長が14日の年次総会後語ったところによると、同社は先ずスラゴール州、ジョホール州、パハン州、ヌグリ・スンビラン州の4州をターゲットにコンセプトの普及を図る計画で、州経済開発公社や関係当局との協議を進めている。この種の交渉には一般に6~12カ月を要する。
エコ・パークでは、工業用廃水の処理施設や関係サービスが提供され、有毒廃棄物はヌグリ・スンビラン州ブキ・ナナスの中央処理施設に送られる前に一次処理が施される。
目下クランのインダ島における廃水処理施設の建設が進められており、1999年までに完成する。同プロジェクトのコストは1億6000万~2億Mドル。ブキ・クンミンの最初のエコ・パークが電気鍍金工場のみを対象としているのに対し、インダ島の施設はより多くの業種にサーブできる。この他、ジョホール州当局にも関係コンセプトの導入を勧めている。
工業廃水処理ビジネスは1998年以降、同社の営業額の30%に貢献する見通しで、アルミ成形ビジネスが残りの70%を占めると言う。(MBT,STAR:5/15)
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