1997-05-16 ArtNo.10506
◆<星>OCBC子会社、チャイナ・スクエアG区画に一番札
【シンガポール】華僑銀行(OCBC)傘下のストレーツ・トレーディング(ST)は姉妹会社のグレート・イースタン・ライフ・アシュランス(GELA)と共同で都市再開発局(URA)が募集したチャイナ・スクエアの商業開発用地G区画に3億4005万Sドルの一番札を入れた。
ST/GELAチームの入札価格は、開発可能床面積を基準にした平方フィート当たりの価格に換算すると784Sドルとなり、ST社が昨年10月に隣接するF区画を落札した際の平方フィート当たり589Sドルを33%、また二番札を48%上回っている。ラッフルズ・プレースに対面したG区画はF区画よりも多少高値がつく可能性が予想されていたものの、ST/GELAチームの入札価格はアナリストの予想をはるかに上回った。
ST/GELAチームは、F区画と合わせた総合的な開発を計画しているものと見られるが、オフィスを開発した場合の損益分岐点は平方フィート当たり1800Sドルと言う。(ST,BT,LZ:5/15)
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