1997-05-16 ArtNo.10504
◆<星>政府系企業STIC、中国ヘルスケア市場に進出
【シンガポール】政府系のハイテク複合企業シンガポール・テクノロジーズ・インダストリアル・コーポレーション(STIC)はカナダ企業及び現地と合弁で中国の主要都市に民間病院チェーンを展開する計画だ。
STICのテイ・シューチュン社長兼CEOが14日発表したところによると、インターヘルス・カナダLtdに率いられるカナダ企業グループとSTICが対等出資で設けたインターヘルス・カナダ(チャイナ)インク(ICCI)は、ペイチン(北京)トロント・インターナショナル・ホスピタル(BTIH)に51%出資する。ペイチン・コンプリヘンシブ・インベストメント・カンパニーとチャイナ・ナショナル・メディカル・イクウィプメント・アンド・サプライズ・インポート・アンド・エクスポート・コーポレーションがBTIHの残りの49%のシェアを占める。
登録資本1000万米ドルのBTIHは、北京在住の20万人の外国人や富裕な中国人をターゲットに、北京/天津高速道路に近いペイチン・テクノロジカル・デベロプメント・エリアに2900万米ドルを投じて来年末の完成を目処に当初60床の病院を建設する。同病院はカナダ人の医師、看護部、技術者、マネージャーにより運営されると言う。(ST,BT,LZ:5/15)
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