SEAnews 1997-05-15 ArtNo.10496

【プタリンジャヤ】松下グループはマレーシアのマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)事業に参画、重要な役割を演じることを希望しており、マレーシアのビジョンに相応しい新ビジネスを準備している。
マツシタ・エレクトロニク・コンポーネンツ(M)Sdn Bhd(Mecom)及びマツシタ・エレクトロニク・デバイシス(M)Sdn Bhdのニシナ重役(MD)とＭｅｃｏｍ日本本社の吉田社長は、スガイ・ウェイのＭｅｃｏｍ新工場開所式の席上、以上の消息を語ったが、具体的計画は明らかにしなかった。マハティール首相は最近松下の日本オフィスを訪れ、ＭＳＣ事業に対する支援を要請したが、松下はこうした要請を受けたことを誇りとしており、ＭＳＣ事業およびビジョン2020の実現のために協力を惜しまないと言う。
席上ラフィダ通産相が語ったところによると、今年初3カ月間に同省が認可した日本企業関連のプロジェクトは21件、1億340万Ｍドルに達した。これらのプロジェクトは主に化学、電器、電子業に関係している。(STAR:5/14)