1997-05-15 ArtNo.10490
◆<星>第2基本電気通信免許獲得レースにM1チームも参加
【シンガポール】シンガポールの第2セル式電話ライセンスを取得したコンソーシアム“M1”を構成する4社--印刷出版グループのシンガポール・プレス・ホールディングズ(SPH)、造船業を中核とする政府系コングロマリット、ケッペル・グループ、英国第2の電気通信会社ケーブル&ワイヤレス(C&W)、C&W子会社のホンコン・テレコム--は13日、第2基本電気通信ライセンス免許入札に再度共同入札する方針を発表した。
M1チーム(新合弁会社の社名は未定)は、これ以前に名乗りをあげた他の2チームと、最大2件発行される基本通信ライセンスの取得を競うことになる。
他の2チームとは民営化された電気/ガス事業会社シンガポール・パワー、政府系ハイテク事業会社シンガポール・テクノロジー(ST)傘下のSTテレメディア、日本電信電話(NTT)、ブリティッシュ・テレコムの連合チーム、及び地下鉄経営のシンガポールMRTと政府系複合企業スンバワン・コーポレーションのコンソーシアムで、後者の外国パートナーは米国第4位の長距離電話会社MFSワールドコムと見られている。
来年半ばに発行される第2電気通信ライセンスの下、国内電話、国際直通電話、専用回線、公衆交換メッセージ、データ・サービス等の経営が認められる。(ST,BT,LZ:5/14)
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