1997-05-13 ArtNo.10466
◆<馬>DRB-Hicom、インドネシアで自動車部品合弁
【シンガポール】国産車製造会社プロトンの親会社DRB-Hicomのサレー・スロン会長は11日、シンガポールでインドネシアにおける8000万Mドルの自動車部品製造合弁覚書に調印した。
Hicom幹部によると、合弁会社はジャカルタに工場を設け、主にインドネシアの国産車メーカー、PTティモルに自動車部品を供給する。合弁会社には、DRB-Hicomのタイ子会社Hicom-Oriental Summitが50%、タイ・サミット・オートパーツ・インダストリーが20%、PTティモルが20%、PT Amalmasが10%出資、初年度に2000万Mドルが投資される。詳細は未定で、合弁事業の拡張もティモル・カーの需要如何にかかっている。しかし合弁会社は他の自動車メーカーにも部品を供給する。
DRB-Hicomはまたシンガポールのテッカ・コーナーにおける総コスト1億8300万Sドルの不動産再開発計画に関してシンガポール・ムスリム専門家協会(AMP)の投資会社、Gemaホールディングズと合弁覚書を交換した。6万8158平方フィートの土地の開発にはシンガポーリアンが20%出資することになっており、内Gemaは5%分を出資する。この日は域内で活動するマレー・ムスリム・ビジネスマンの組織Serantau Business Councilの後援の下に合計13件の商談に関わる合意書が調印された。(BT:5/12)
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