1997-05-13 ArtNo.10462
◆<星>HP社もPC/ワークステーションにZip採用
【シンガポール】ヒューレット・パッカード(HP)は業務用PC(パソコン)ベクトラVライン及びワークステーション・パッケージのオプションとしてIomegaのzipドライブの採用を決めた。
Iomegaが先週発表したところによると、同社はこれまでにZipドライブ500万台を出荷した。100MB(メガバイト)のZipディスクへの読み書きが可能なZipドライブは、この他、コンパック、アップル、デル、ゲートウェイ、IBM、マイクロン、パッカードベル、NEC、ユニシス、Umax、パワー・コンピューティングにより採用されている。 一方、Iomegaは欠陥が発見されたジャズ・ディスク7万5000ユニットの回収に乗り出した。これらの製品は3月13日から4月20日の間にペナン工場で製造されたもので、パフォーマンスの下降やデータの品位低下を来す。同製品(1ギガバイト)の小売価格は175Sドル。欠陥商品は米国市場に2万ユニト、欧州市場に4万6000ユニット、シンガポール市場には約300ユニットが出回っているが、大部分は再販業者の店頭に陳列されており、実際に顧客から回収せねばならないものはそれほど多くないと言う。ユタ州拠点のIomegaの昨年の営業額は12億米ドルを記録した。(BT:5/12)
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