1997-05-12 ArtNo.10449
◆<星>昨年第一級食品/飲料サービス店舗10.5減少
【シンガポール】深夜(午前0時)までアルコール飲料の販売を許された第一級リッカー・ライセンスを取得した食品・飲料(F&B)サービス店舗の数は昨年936店と、前年比10.5%減少した。
観光局(STPB)の報告によれば、1996年末時点でバー、カラオケ・ラウンジ、ナイト・クラブ463軒がこの種のライセンスを保持していたが、1995年末の561軒に比べ、6軒に1軒が撤退、F&B業界では最大のドロップ・アウト率となった。
バー、カラオケ・ラウンジ、ナイト・クラブは一級リッカー・ライセンス取得F&B店舗全体の49.5%を占める。次いでレストランが34.8%、コーヒー・ハウスが15.7%と続く。関係ライセンスを有するレストランの数は339店から326店に減少、特に日本レストランは58店から46店に減った。しかしながらウェスタン・レストランには増加が見られた。
一方、官報掲載ホテルの客室総数は今年の3万402室(予測値)から2002年には3万5867室に20%以上の増加が見込まれている。客室の新規供給は1998年1834室(+6%)、1999年1238室(+3.8%)、2000年1473室(+4.4%)と続き、2001年と2002年の増加率は各0.3%と2.3%に鈍化が見込まれている。(BT:5/10)
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