SEAnews 1997-05-10 ArtNo.10436

【ペナン】韓国の大宇電子(Daewoo Electronics Co Ltd)とPraicon Holdings Sdn Bhdが51：49の出資率で設立したDaewoo Electronics Sales and Services(M)Sdn Bhd(DESSM)は、初年度に5000万Ｍドル、2年目に7000万Ｍドル、3年目に1億Ｍドルの売上げを見込んでいる。
ＤＥＳＳＭのKim Young-gown重役(MD)が8日催された合弁契約調印式後語ったところによると、同社は向こう数週間にマレーシアの主要都市に小売りチェーンをオープンするとともに、大宇電子の最新の電子製品、例えば洗濯機、掃除機、ＴＶ、ＶＣＲ、ビデオＣＤプレーヤー、冷蔵庫、エアコンをマレーシア市場に投入する。これまで同社は地元企業を通じてその製品を販売、昨年の営業額は3000万Ｍドルを記録したが、製品の種類は限られていた。今後は同社の全製品をマレーシアに紹介できる。長期的には工場を設けて製造も手掛ける計画だ。Praiconと合弁で1995年にクダ州スガイ・プタニに設けた洗濯機工場は成功しており、製品の55％を輸出している。
Lim Ching Leng会長により1960年に設立されたPraiconは傘下に様々な事業を手掛ける子会社25社を有し、昨年の年商は4億Ｍドルを記録した。(NST,STAR:5/9)