1997-05-10 ArtNo.10434
◆<星>郵船航空サービス、ロジスティクス・センター・オープン
【シンガポール】日本郵船傘下の郵船航空サービス(YAS)は8日、2300万Sドルを投じてチャンギ・サウスに設けたロジスティクス・センターをオープンした。
YASの高橋社長によると、チャンギ空港から10分の距離に位置する総床面積1万7063平米の同センターの倉庫スペース稼働率は既に70%で、1年内に100%に達する見通しだ。同センターには、18ローディング・ベイ、2304パレット・ポジション、4700平米の空調設備付き倉庫等が備えられており、同グループの東南アジアにおける施設としては最大規模。主に半導体/電子業界の顧客約1000社の域内流通業務を引き受けている。今回の2300万Sドルの投資は10年で回収できる見通しだ。シンガポールはYASの東南アジア・ハブで、同社は香港、東京、ニューヨーク、ロンドンにも同様のハブを設けている。(ST,BT:5/9)
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