1997-05-09 ArtNo.10417
◆<星>スンバワン地区初の商業ビル、3カ月で60%成約
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上昇のコー・ブラザーズがヒートン・デベロプメントと合弁でスンバワン・タウン・センターに2億1000万Sドルを投じて開発するショッピング・センター“サン・プラザ”は売り出し後僅か3カ月で60%が賃貸契約済みとなり、幸先の良い出だしを見せている。
マーケッティング・エージェントを務めるリチャード・エリスによると、6スクリーンのシネプレックスはショー・オーガニゼーションが経営、1万2000平方フィートのフード・コートはコピティアム・インベストメントが運営する。NTUCフェアプライスはアンカー・テナントとして小売りスペース2万2800平方フィートを借り受けた。この他のテナントには、マクドナルド、デリフランス、ケンタッキー・フライド・チキン、アイスクリーム・チェーン店ニュージーランド・ナチュラル、ワトソン、ポピューラー・ブック、スンバワン・ミュージック等が含まれる。
地下鉄(MRT)スンバワン駅に陸橋でリンクされる予定の10階建てアパートと5階建てのショッピング・ポディウムから成るコンプレックスの建設工事は数ヶ月以内に開始され、来年末のオープンが目指されている。同地区には2000年までに1万6000ユニットの公共(HDB)住宅が開発される他、多くの民間住宅が建設される見通しだ。(ST,BT,LZ:5/8)
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