1997-05-08 ArtNo.10413
◆<印度>ユノカル、野心的尿素事業の支配権益取得へ
【カルカッタ】米国石油メジャー、ユノカルはカルカッタ拠点のパハルプル・クーリング・タワーズ及び西ベンガル政府と共にハルディアにおける1600クローの野心的な尿素事業に参画する。
ユノカルの社長が今月9日にカルカッタを訪れ関係協定に調印する予定で、出資率等の詳細は明らかでないが、同社が最大権益を握り、パハルプルも主要出資者を務める。西ベンガル政府は西ベンガル工業開発公社(WBIDC)を通じて最小権益を占める見通しだ。同プロジェクトは当初は輸入ナフサを原料とするが、最終的にはガスを用いる計画だ。将来はバングラデシュ及びミャンマーからパイプラインでガスを輸入することが検討されている。しかし当面はトゥリプラからガスの供給を受けると言う。(ET:5/7)
|