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1997-05-08 ArtNo.10409
◆＜印度＞バンガロール新国際空港事業に曙光
【バンガロール】インドのタタ・グループ、米国の国防工業会社Raytheon及びシンガポール・コンソーシアムがバンガロールに6億4000万米ドルを投じて建設を計画する国際空港が日の目を見そうだ。
Ｃ.Ｍ.イブラヒム民間航空相はこのほど、インド政府が同プロジェクトをＢＯＴ(建設/経営/引渡)方式で進めることを承認したとの報道を否定したものの、法務省の承認が得られれば、中央政府はＢＯＴ方式による建設を承認するだろうと語った。
またカルナタカ州のＪ.Ｈ.パテル首席大臣は5月2日にデリーでイブラヒム民間航空相と会談後、一層の遅延を見ることなく空港建設計画に対する中央政府の認可が得られるだろうと語った。
しかしカルナタカ州政府は同プロジェクトをＢＯＯ(建設/経営/所有)方式で発注しており、タタ・グループは同問題では依然として妥協せぬ姿勢を見せていることから、最終的結論が出るまでにはなお曲折が有りそうだ。(TH,ET,ST:5･7)
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