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1997-05-08 ArtNo.10404
◆＜星＞三菱／クォク合弁でロジスティクス・センターをオープン
【シンガポール】三菱グループは6日、クォク・グループと共同で2400万Ｓドルを投じ、ジュロン港近くのジャラン・トゥルサンに設けたＭＫディストリパークをオープンした。
ＭＫディストリパークの中野重役(MD)によると、5階建て2万平米のコンプレックスには、5万立米の貨物が収容でき、今年末のフル操業時には80人が雇用される。電子業界や印刷業界の企業が主要顧客になる見通しで、投資資金は4～5年で回収できる見通しだ。
ＭＫディストリパークには三菱商事の完全出資子会社ＭＣロジスティクス・アンド・トレーディングが45％、ミツビシ・ロジスティクス・コープが25％、マレーシアのビジネスマン、ロバート・クォク氏のクォク・グループが25％、クロフチ・パッケージングが5％出資している。
三菱グループは1992年にもクォク・グループと組んで4000万Ｍドルを投じ、ジョホール港にディストリビューション・コンプレックスを設けており、目下別に2件の同様な合弁事業をクォク・グループと協議している。両パートナーはコンピューターでリンクされた域内のディストリビューション・ネットワークを構築する計画と言う。(ST:5/7)
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