SEAnews 1997-05-07 ArtNo.10394

【プタリン・ジャヤ】Ｌ＆Ｍコーポレーション(M)Bhdの完全出資子会社Ｌ＆Ｍエージェンシー(20%)及びＬ＆ＭジオテクニクPte Ltd(29%)は、ＰＣＤポリマー・ゲッセルシャフトm.b.H(51%)及びポリフェルト・ゲッセルシャフトm.b.Hと、約8700万Ｍドルを投じ、建築現場の地盤補強等に用いられるジオテキスタイル／ジオシンセティック関連製品を製造する。
Ｌ＆Ｍコーポレーション(M)Bhdのパティス・ナイドゥ重役(CEO)が5日、関係プロジェクトの認可を得るため催された特別総会後語ったところによると、プロジェクトを進めるため合弁会社ポリＬ＆Ｍマニュファクチュアリング・アジアSdn Bhdが設立される。目下スラゴール州ラワンに2ｈａほどの工場用地を取得する交渉が進められている。元々米国に設けられていた工場が、来月末までにマレーシアに移送され、再建される。9000平米以上のスペースをカバーする同工場は、7月初に着工され、来年第3四半期までに操業が開始される。初年度には4000トン、最終的年間8000トン、もしくは1400万平米が製造され、製品の80％はオーストラリア、ニュージーランド、東パキスタンに輸出される。操業開始後3年で300万～500万Ｍドルの利益が見込める。
Ｌ＆Ｍはこの他、ドイツの建設会社と別の合弁交渉も進めていると言う。(NST,STAR:5/6)