SEAnews 1997-05-07 ArtNo.10391

【クアラルンプル】Sunchirin Industries(M)Bhdは域内の自動車産業ブームに乗って自動車部品製造ビジネスをさらに拡張する。
キット・リューリン重役(ED)が5日催された年次総会後語ったところによるとサンチリンは、地元や域内の自動車製造業者と合弁で計画を進める方針で、先ず地元自動車製造会社向けにウォーター・インレット・パイピングの製造を予定している。
サンチリンは相手先商標製造業者(OEM)として、自動車業界向けのメタル・フィッティング、リキッド・パイピングやこれらの部品を製造、国内市場に供給する他、シンガポール、タイ、インドネシア、オーストラリア、中国、フィリピン、インド等に輸出している。輸出品の70％が東南アジア市場向けとなている。
同社は最近国内市場向けパワー・ステアリング・カプリングの製造にも着手、月間3000～4000ピースを製造している。また欧州／アフリカ市場開拓の可能性も探っていると言う。(NST:5/6)