1995-03-29 ArtNo.1039
◆<星>都市再開発局、低調な入札結果から土地売却見合わせも
【シンガポール】都市再開発局(URA)は27日、1月に入札を募集した9つの大型区画を含む宅地や商業用地の入札結果を発表したが、最高入札価格は、ウィンタイ・ホールディングズのものを除き、いずれもアナリストの予想を約10%下回る低調なものだった。
ファースト・キャピタル・コーポレーション(FCC)はアパー・チャンギ・イーストのコンドミニアム用地(2万5697平米)に9613万Sドル、ウィンスピード・インベストメントはサンライズ・アベニューのコンドミニアム用地と別の宅地に各5511万Sドル/801万Sドル、クォック・グループのオールグリーン・プロパティーズはアンモーキオ/スンバワン、ジャラン・チェンパカ・クニンの宅地にそれぞれ5863万Sドル、2845万Sドル、4088万Sドルの一番札を入れた。例えばサンライズ・アベニューのコンドミニアム開発用地の上記入札価格は平方フィート当たり211.19Sドル、平方フィート当たり単位プロット・レシオ価格は150.85Sドルで、URAの最低留保価格を下回る恐れも有る。このためアナリストは一部の区画は売却が見合わせられる可能性も有ると予想している。(ST,BT,LZ:3/28)
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