1997-05-06 ArtNo.10381
◆<印度>インテル、消費財市場開拓でBPL/ビデオコンと提携
【バンガロール】世界の主要な消費用電子メーカーと提携し、伝統市場の壁を乗り越えてシェア拡大を図るインテルは、インドではバンガロール拠点の消費用電子電気製品メーカー、BPLグループとVideoconをパートナーに選んだ。
インテルのAtul Vijaykar南アジア担当取締役によれば、TV/電話/コンピューターを結合する技術は既に存在する。その実BPLとビデオコンは、この種の試みをこれ以前から実行に移しており、BPLはその製品ポートフォリオにホームPC(パソコン)を加え、ビデオコンは関係ソフトウェアの販売を手がけている。
世界市場でソニーと密接な提携を結ぶインテルは、この種のコンバイン製品の大部分にインテルチップを搭載させることにより、マーケット・リーダーとしての地位確立を図っている。インテルはこの他、ホームPC用ソフトウェアの開発を通じて同市場の開拓を加速する。この方面の世界市場の今年の予想成長率は35%で、インド市場も20%の成長が見込まれている。こうした中でインテルはインド市場における宣伝広告に年間10クローを投じると言う。(IE:5/5)
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