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1997-05-06 ArtNo.10374
◆<星>フォーチュン、インターネット戦略会議主催
【シンガポール】フォーチュン誌は先週、アジア企業の管理職を対象としたネットワーク・コンピューティング、インターネット、Javaテクノロジーに関するフォーラム“エーシアン・インターネット・ストラテジー・コンファランス”をシンガポールで開催した。
会場となったフォー・シーズン・ホテルには経済開発局(EDB)のフィリップ・ヨー会長、インスティテュート・フォー・ザ・フューチャーのPaul Saffo所長、RSAデータ・セキュリティーズのJames Bidzos社長、Eトレードのウィリアム・ポーター会長、フォーチュンのPeter Petre編集長ら、約180人が参集した。
基調演説を行ったSaffo氏によれば、インターネットの利用目的、あるいは最善の利用法は単にビジネスの拡張を図ることにあるのではなく、マーケット・プレースからマーケット・スペースへの発想の転換が重要である。ボーダレスで多様なインターネット・ワールドにおけるビジネスの機関車としてWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)を利用することが鍵になる。
60年代には空港がそうであったように、90年代にはバンドウィス(帯域)が重大要因とされ、一国の成否は十分なバンドウィスと教育された市民を確保することにかかっている。インターネットの登場は必ずしも売り手と買い手の間の既存の媒体を排除することを意味しない。より多くの媒体の存在により、よりパーソナライズされたサービスが可能になる。例えば航空会社はインターネットにより直接顧客にアクセスできるようになったが、旅行代理店は依然として航空会社と顧客の間を取り持つ多くのサービスを提供できると言う。
会議の出席者は一般に満足した様子で、シナワトラ・コンピューター・アンド・コミュニケーションズの幹部は、インターネットに直接関係する問題のヒントやインターネットの運用に関わる各社の経験が披露され、これまでに参加した会議の中では最高のできと絶賛、DBSバンク幹部はインターネット運用上の落とし穴を如何に回避するかと言った点で大いに参考になったと語った。
米国セキュリティー・トレーディング会社Eトレード幹部によると目下同社のビジネスの60%がインターネットを通じて処理されているが、取引1件当たりのコストはインターネットを使用せぬ場合の平均100米ドルから20米ドルにカットされたと言う。
また米系ウェールズ・ファーゴ・バンクの幹部は、インターネットのディストリビューション・コストは、トランザクション1件当たり1米セントと、ATMの27米セント、電話の54米セント、ブランチ・バンキングの1.07米ドルを大幅に下回ると語った。(BT:5/5)
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