1997-05-05 ArtNo.10367
◆<印度>HOC、エンプラ事業拡張でR&Dセンター開設
【ムンバイ】ヒンドスタン・オーガニック・ケミカルズ(HOC)はエンジニアリング・プラスチック領域進出計画の一環として、マハラシュトラ州Raigad県Rasayaniに応用開発センターを開設する。
応用開発センターの開設予算は10クロー。現在ウレタン及びポリテトラフルオロエチレン(PTFE)の製造を手がけているHOCは、タスク・フォースを設け、可能な進出領域を確定する計画だ。
目下PTFEは子会社のヒンドスタン・フルオロカーボンズ(HFL)により製造されているが、同子会社はHOCに吸収統合される。HFLの年産量は1000トン以上で、国内PTFE市場の80%のシェアを握っている。
HOCはスウェーデンのChematur Engineeringと合弁で400クローを投じ、年産2万トンのMDI(メタン・ジフェニル・ジイソシネイト)製造事業を手がけている。MDIはポリウレタン原料となる。年商450クローのHOCはこの他にも様々な多角化プロジェクトを積極的に進めていると言う。(IE:5/3)
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