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1997-05-02 ArtNo.10333
◆<馬>政界指導者、ST紙のJ州犯罪特集に反発
【クアラルンプル】シンガポールのストレート・タイムズ(ST)紙は、リー・クアンユー上級相が高裁にジョホール州の治安に関わる法廷宣誓書の字句削除を申請した4月29日、1ページ全面を埋めるジョホール州の犯罪特集を掲載、華字紙聯合早報も翌日数ページにわたるさらに大規模な特集を組んだが、マレーシアの政界指導者らはこうした報道に強く反発、それぞれ遺憾の意を表明した。
ラフィダ通産相は、「政府がST紙に直接抗議することはないが、マスコミはいつでも反撃し、シンガポールの多くの問題を暴露することができる」と語った。同相はさらに「マスコミにシンガポール攻撃を嗾ける訳ではないが、シンガポールのマスコミがマレーシアを攻撃するなら、マレーシアのマスコミもそうすることができると言うまでだ。その実マスコミは両国の友好関係を促進できるが、何故ST紙はリー上級相の発言問題が終息した今、問題を蒸し返さねばならないのか」と反問した。 アブドラ・バダウィ外相は、TV3のインタビューに応じ、ST紙がジョホール州の過去3年間の犯罪記録を特集した背後に如何なる動機、あるいは陰謀が存在するのか疑われると、強い驚きを表明した。
サイド・ハミド国防相は、マレーシアのマスコミは直ちに反撃すべきだと強調、ラマット情報相は、リー上級相のジョホール州談話問題が決着した後もシンガポールのマスコミが休まずマレーシアに不利益な報道を行う目的は一体どこにあるのかと嘆息した。
与党統一マレー国民組織(UMNO)のアハマド・ザヒド青年部長は、ST紙の報道は、計画的に準備されたもので、マレーシアはシンガポールとの外交関係に見直しを加える必要が有ると指摘した、同氏によれば、マレーシアはリー上級相の謝罪を受け入れ、友好的姿勢を示したが、ST紙の報道から見る限り、こうしたマレーシアの誠意はシンガポール側の相応の応対を受けていないと言う。(LZ,ST,BT:5/1)
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