1997-05-02 ArtNo.10324
◆<星>BT/NTT、第2基本電話入札チームに各20%出資
【シンガポール】ブリティッシュ・テレコミュニケーションズPlc(BT)及び日本電信電話(NTT)はシンガポールの第2基本通信免許を狙う入札チームにそれぞれ約20%出資する。
BTのピーター・ボンフィールド重役(CEO)は、水曜(4/30)以上の消息を語った。チームの他のメンバーはシンガポール・パワーとシンガポール・テクノロジーズ・テレメディア。シンガポール電信局(TAS)のテオ・ミンキアン会長が、最近シンガポール・テクノロジーズの会長に就任した問題に関してボンフィール氏は、「その問題に関するコメントは他の者に委ねたい。自分は特に当惑していない。シンガポール政府が協議の上決めたことなら、当然それに従う。異なる国には異なる考えが有るだろうが、我々がシンガポールにいることは確かだから」と語った。 ボンフィールド氏は、シンガポールのセル式電話ライセンス入札にも参加する可能性を示唆するとともに、「我々は域内事業でNTTとの協力拡大を望んでおり、そのことを秘密にする考えはない」と語った。
同氏によると、サイドラインではより特化した小規模なリージョナル・プレーヤーが生き残る可能性も有るが、世界のテレコム市場は今後益々、少数のスーパー・キャリアーあるいはメガ・コンソーシアムに支配されるようになる見通しと言う。(ST,BT:5/1)
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