1997-04-30 ArtNo.10315
◆<馬>ストーリッジテック、製造/R&D拠点も検討
【プタリンジャヤ】記憶装置関連の総合的なソルーションを提供する米国コロラド州拠点のストーリッジ・テクノロジー・コープ(STC)は、最近マレーシアにオフィスを開設したのに続き、製造拠点や研究開発(R&D)部門の開設も計画している。
STCのブルース・ターフェ副社長(アジア太平洋地域担当)が28日語ったところによると、マルチメディア・センターを目指す試みによりマレーシアは域内の情報ハブになるものと見られ、同社はマレーシアをキー・マーケットとして重視している。マレーシアにおける業務は、セールス/サービス業務拠点の設置、ハイエンド・マーケットに照準を合わせたディストリビューション網の構築、域内の技術/マーケッティング/マネージメント支援業務の推進と、段階的に進められ、3~5年内に製造及びR&D拠点の開設も目指す。
同社はまたオンラインにより高速転送されるある種の情報を保護する“ストーリッジ・ファーム”システムの東南アジア市場を開拓する計画だ。
同社の技術は銀行、電気通信、製造、運輸業界により採用されており、マレーシアではテレコム・マレーシア、マラヤン・バンキング、シティバンクが顧客に名を連ねていると言う。(NST,STAR:4/29)
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