1997-04-29 ArtNo.10299
◆<馬>コンパック、ネットワーク製品等を市場に投入
【クアラルンプル】コンパック・コンピューター(マレーシア)Sdn Bhdは向こう数ヶ月間に一連の新製品をマレーシア市場に紹介する。
ウォン・チュンフォン重役(GM)によると、これらには同社が初めてローカル市場に投入するネットワーキング製品が含まれる。例えばハブ、ルーター、リピーター、ネットワーク・インターフェース・カード、スイッチング製品等が、コンパック・ネッテリジェント・ラインの一部として市場に投入される。これらはコンパックが最近権益を買収したネットワース・インク、トーマス・コンラッド・コープ、マイクロコム・インク等を通じて獲得した技術である。これらの製品はコンパックのPC(パソコン)、サーバーとともに販売され、同社はトータル・ソルーション・プロバイダーを目指す。
コンパックはまた昨年10月に発売したプロフェッショナル・ワークステーションの市場開拓にも力を入れる。目下同社はヒューレット・パッカード、IBM、サン・マイクロシステム、ディジタル・イクウィプメントとワークステーション市場のシェアを争っており、トップ4入りを狙っている。
この他ノートブックPC、Armada 1500、パームトップPC、コンパニオン等の発売も予定、100%の売上げ増を目指している。ホームPC市場のマージンは極めて薄いが、コンパックは引き続き同市場の開拓に力を入れると言う。ウォン氏は昨年5月に12年間勤務したHPセールズ・マレーシアを退き、コンパックのGMに就任、関係者を驚かせた。(コンピュータイムズ:4/28)
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