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1997-04-26 ArtNo.10264
◆<星>セメント価格、上昇持続:ゴールドマン・サックス
【シンガポール】シンガポールのセメント価格はアジアの最高レベルにあり、値上がり基調は今後も持続する見通しだ。
米国の投資銀行ゴールドマン・サックスがアジア11カ国を比較したところ、シンガポールのセメント価格はインドネシアのそれを下回るに過ぎない。政府がセメント工場の閉鎖を奨励していることから、今後も輸入が増加し続ける見通しだが、ASEANの近隣諸国はいずれもセメント不足で、持続的なセメント供給国は日本のみと言う。
ABNアムロ・ホア・ゴベット証券アナリストは、シンガポール市場は売り手寡占で、決してロー・コスト・カントリーではなく、また競争も完全とは言えないと指摘した。
建設業開発局(CIDB)の統計によれば、セメント価格はトン当たり133-134Sドルで、1年前を15%ほど上回っている。同局は今年のセメント消費を昨年の550万トンと同レベルと予測しているが、ゴールマン・サックスは今年の需要を610万トンと予想、向こう5年間も約10%の成長を遂げ、2001年には890万トンに達すると見通している。同社はこうした需要増の理由として大型公共インフラ・プロジェクト、例えば地下鉄(MRT)東北線やチャンギ空港第3ターミナルの建設を挙げている。
しかしCIDBは公共部門の需要は安定しており、過去5年間価格を押し上げてきたのは民間需要とするとともに、民間部門の需要は下降に転じていると指摘している。シンガポールでは現在セメント会社5社が年間約300万トンのセメントを生産している。(BT:4/25)
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