1997-04-26 ArtNo.10261
◆<星>新たに17社がシンガポール・ワン・パートナーに
【シンガポール】政府が計画するシンガポール全島をカバーするマルチメディア・ネットワーク“シンガポール・ワン”事業に新たに17社が参加、これらの企業は24日、トニー・タン副首相の立ち会いの下、関係研究開発(R&D)活動に1億1500万Sドルの投資を約束する覚書に調印した。これ以前には14社が合わせて1億Sドルの投資を約束しており、“パートナーズ・イン・シンガポール・ワン”のメンバーは31社、R&D投資約束額は2億Sドルを突破した。
この日調印された覚書に基づき、IBMシンガポールは向こう120日間にアドバーンスト・ソフトウェア・デベロプメント・センターを設立、クリエイティブ・テクノロジーはインターネット・ナビゲーション・ソフトウェア“クリエイティブ・インスパイアー”やウェブフォーンを開発、IPCインターラクティブはインターラクティブ・サービスを提供、ビザ・インターナショナル/シンガポール国立大学(NUS)/ゴールドトロン・インターラクティブは共同でシンガポール・エンタープライズ・セキュリティー・アーキテクチャー(SESA)を研究、ナリッジ・エンジニアリングはエレクトロニク・ストリート・ディレクトリーを開発、インフォメーション・テクノロジー・インスティテュートはウェブ・サイトへのアクセス時間の短縮を目指す。
関係覚書に調印したこの他の企業は、フィリップス・シンガポール、エリクソン・ラジオ・システムズAB、パナソニック・シンガポール・ラボラトリーズ、シンガポール・ポリテックニック、JVCアジア、アライド・テレシン・インターナショナル・アジア、センター・フォー・ワイヤレス・コミュニケーションズ、Gemplusテクノロジーズ、インスティテュート・オブ・システムズ・サイエンス。(ST,BT,LZ:4/25)
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