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1997-04-25 ArtNo.10254
◆＜馬＞Ｇｅｍｐｌｕｓ、ＫＬ事務所開設しＭＳＣ事業に積極参加
【シンガポール】フランスのスマート・カード・メーカー、Gemplusは来月マレーシア事務所が稼働するのに伴いマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)事業に積極的に参加する計画だ。
Gemplusテクノロジーズ・アジアPte LtdのRemy de Tonnac重役(MD)が月曜シンガポールで催された記者会で語ったところによると、同社はマルチパーパス・スマート・アプリケーションの開発を手掛ける中央銀行に率いられるアドバイザリー・パネルのメンバーで、新事務所はスマート・カードに関わるマルチメディア・サービスの開発／提供に力を入れる。同社は4000万～5000万Ｍドルと見込まれるマレーシアのスマート・カード・ビジネスの60％のシェア獲得を目指している。 Gemplusの昨年の年商は一昨年の3億200万米ドルから4億4000万米ドルに55％成長、純益も33％増の2650万米ドルを記録した。アジア太平洋地域の売上げはほぼ100％増の6000万米ドルで、今年は1億1000万米ドル、来年は1億7000万米ドルが見込まれている。
Gemplusはこの日、コンピューター・キーボード、公衆電話ボックス、自動販売機等に簡単にスマート・カード・インターフェースを取り付けられるソルーション“GemCore”を発表した。(ｺﾝﾋﾟｭｰﾀｲﾑｽﾞ:4/24)
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