1997-04-23 ArtNo.10230
◆<印度>J&N、コーティング技術導入でパートナー物色
【カルカッタ】カルカッタ拠点の塗料会社ジェンソン&ニコルソン(J&N)はパウダー・コーティング新技術の導入を目指し、外国パートナーを物色している。
J&NのS.Subberwal重役(MD)によれば、目下、スウェーデンのJotun、英国のFero、オランダのAkzo Nobel、米国のCortlauds等と、既存のエポキシ/ポリエステル/ピュア・ポリエステル・パウダー・コーティング技術のアップグレードに関して協議を進めている。合弁方式を採用するか、単なる技術協力にとどめるかは未定。
国内のパウダー・コーティングでは第2位のJ&Nは、メタリック仕上げ塗装を手がけることも計画している。中国塗料と対等出資で進める海事/重工業向け塗料事業は今年7月に稼働、ドイツ企業と対等出資のハバーツ・ジェンソン&ニコルソンは自動車業界向け再仕上げ用塗料Standoxを今年12月までに国内市場に投入する計画だ。フィンランド企業Tikkurila OYとの合弁事業、コンピューター化された装飾塗装システム、Instacolourは既存の626シェードから2500シェードに拡張される。(ET:4/22)
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