1995-03-28 ArtNo.1023
◆<星>クライスラー、初のアジア部品流通センター開設
【シンガポール】クライスラー・コーポレーションは今年第3四半期にシンガポールにアジア初の部品流通センターをオープンする。
クライスラー社モパー・パーツ部門のローレンス・ベイカー重役(GM)が先週金曜発表したところによれば、ジュロン・タウンに設けられる床面積8361平米の同センターはキャタピラ・ロジスティクス・サービシズ・インク(CLSI)により経営され、オーストラリア、中国、日本、台湾、東南アジア諸国のディストリビュータ20社、セールス店舗約1000店に部品を供給する。モパーはクライスラーのアフター・マーケット部品流通ビジネスの商標名で、同部門の昨年のアジア太平洋地域売上は前年比倍増した。世界に36のウェアハウスを展開しているキャタピラ・インクの完全子会社CLSIはキャタピラ社の欧州における部品流通センターも経営している。クライスラーは昨年世界市場で270万台の車両を販売、522億ドルの売上を実現した。(ST:3/27)
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