1997-04-23 ArtNo.10225
◆<馬>カイペン、マジュ・スチールの59.4%権益買収
【クアラルンプル】工学/土木会社KAI Peng BhdはMaju Steel Sdn Bhdの59.41%権益とMaju Egatt(M)Sdn Bhdの全権益を株式のスワップを通じて買収する計画で、これにより最終的にMaju Holdings Sdn Bhdとカイルディン・アブドゥル・ラーマン氏がカイペンの45.28%のシェアを握ることになる。
カイペンはマジュ・スティールの59.41%の権益を9413万Mドル、1株4.695Mドルで買収、1株9Mドルの自社新株1046万株で支払う。
カイペンはまたMaju Egattの全権益を4733万Mドル、1株31.564Mドルで買収、自社新株526万株で支払う。同取引に伴いカイペンとMajuはそれぞれ相手の残余株式に対する公開買い付けを提案せねばならないが、いずれも同義務の免除を証券委員会に申請している。
マジュ・スチールはスクラップ・メタル/建材貿易、スチール・ミルの経営を手がけ、カイペンはマジュの製品を原料に使用している。Maju Egattは石油/ガス業界等に対する鉄鋼構造物の納入据付に関わるエンジニアリング・サービスとサプライを手がけている。同買収によりカイペンはマジュが関係するインフラ事業等の市場に進出でき、マジュはカイペンの製造施設を利用できると言う。(NST,MBT:4/22)
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