1997-04-21 ArtNo.10200
◆<印度>内外企業64社がオリッサ港湾建設契約獲得目指す
【ブーバネスワル】多国籍企業18社を含む内外の企業64社がオリッサ州南部Gopalpurにおける港湾建設契約の獲得を目指している。
丸紅、三菱商事、インターナショナル・シー・ポートLtd、LGインターナショナル、IpcoインターナショナルLtd、BHPE Kinhill、Australian Port Ltd等の他、欧州企業ではティッセン・ラインシュタール・テクニクGMBH、バルフォア・ベティ、Van Oord ACZ、ドレッジング・インターナショナル、シー・インベストメントNVが、また地元勢ではリライアンス・インダストリーズLtd、EssarオイルLtd、グレート・イースタン・シッピングCo、Bajajインダストリアル・コーポレーションLtd等が名を連ねている。
タタ・アイアン・アンド・スチール・カンパニーLtdとLarsen and Toubro(L&T)はそれぞれ、ゴパルプール付近でメガ製鉄事業を計画しているが、同港は今のところ天候が良好な期間しか使用できない。しかし建設計画が完了すれば、喫水17-18メートル、15万重量トンの船舶の寄港ができ、短期的には年間2000万トン、2020年までには年間8000万トンの貨物処理が可能になる。第1期工事の投資額は2500クロー、その後更に1万クローが投資される予定だ。
同プロジェクトは当初政府所有のミネラルズ・アンド・メタルズ・トレーディング・コーポレーションLtdが請け負ったが、資金難と経験不足で契約後1年以上を経た先月、撤退を決定、政府はこれを受けて国際入札を募集した。(ET:4/18)
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