1997-04-21 ArtNo.10199
◆<印度>ヒンドスタン、ボーイングと航空機部品製造契約
【バンガロール】ヒンドスタン・エアロノーティクスLtd(HAL)はボーイング社と737、747航空機用各種ボディー・パーツを製造するとともに、ボーイングのある種の業務に関わるソフトウェアの開発を請け負う2220万米ドル相当の契約を結んだ。
HALのRN Sharma会長が先週木曜語ったところによれば、プロジェクトは年内に着手される。HALはFairchild-DornierとはDO-228航空機に対するサービスとマーケッティング契約を結んだ。HALが開発したアドバーンスト・ライト・ヘリコプターに対する市場の反応は良好で、目下5番目のプロットタイプの製作が進められている。今年末までには軍用機としての認可も得られる見通しだ。またライト・コンバット・エアクラフトも最終段階の調整が加えられている。
昨年12月のエア・ショーでインド政府が発表した800クローを投じて50~100人乗りの航空機を開発すると言う計画は、まだ初歩的段階にあり、目下パートナーを物色、コストを見積もる事業化調査が進められている。
HALの96/97年度営業額は前年比10%増の1725クロー、税引き前利益は22%増の105クローだったと言う。(IE:4/18)
|