SEAnews 1997-04-21 ArtNo.10191

【クアラルンプル】傘下にスクリーン・プリンティング、マグネティクス、プラスティックスに関わる子会社、Goda(M)Bhd、Lion Electronics Enterprise(M)Sdn Bhd、Preciplast Sdn Bhd、Gracezone(M)Sdn Bhdを有する持ち株会社のParacorp Bhdは、向こう数年内に世界のトップ・スリー製造業者を目指すとともに、クアラルンプル証取(KLSE)メインボード上場を準備している。
パラコープのチン・ホンタット重役(副MD)によれば、スクリーン・プリンティングにはプリンティング・グラフィック・オーバーレイ(PGO)、プリンテッド・エレクトロニク・サーキット、エレクトロラミネセント(EL)が含まれる。いわゆるマグネティクスとはコンピューター、ＴＶ、通信機器等のパワー・センシティブな機器を指し、プラスチックはエンジニアリング・クオリティーのプラスチック射出成形部品を意味する。パルコープはこれらの子会社を通じて顧客に総合的な電気／電子ソルーションを提供する。同社は単に所定の仕様に基づいて製品を請負製造するだけでなく、設計段階から顧客のニーズに応じることができる。グループの顧客にはソニー、フィリップス、ＪＶＣ、ヒューレット・パッカード、エイサーが名を連ねている。パルコープのグループ企業はいずれも創立後10年に満たないが、グループのマグネチクス部門は向こう5年間に世界のトップ・スリーにランクされるはずと言う。(MBT:4/19)