1997-04-21 ArtNo.10189
◆<星>MCL、向こう3年間に不動産開発にS$11億投資
【シンガポール】MCLランド(前社名マラヤン・クレジットLtd)は、主要な不動産プレーヤーになることを目指し、向こう3年間に土地代を含め11億Sドルを投資、6件の新プロジェクトを手がける計画だ。
MCLのリム・イーセン重役(MD)によると、この内2つは同社にとって新領域のロバートソン・キーにおけるサービス・アパートの建設とジャラン・ウビにおける大型工場プロジェクトで、残りの4つはバルモラル・クレセント/グランジ・ガーデンにおける高級コンドミニアム開発2件とマグリストン・パーク(イオチュカン)における中流所得層向けコンドミニアム開発2件。MCLは今後も引き続き積極的に土地を買収、新プロジェクトを手がける。利益が見込める不動産投資なら、どんなプロジェクトでも手がけると言うのがMCLの経営哲学で、シンガポールでは全ての領域にこの種の機会が溢れていると言う。
証券業界のアナリストはMCLの収益は今年は4500万Sドル前後に若干落ち込むが、1998年には回復に転じ、特に1999年と2000年には新プロジェクトの貢献で大幅な増益が見込めるとしている。(BT:4/17)
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