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1997-04-19 ArtNo.10184
◆＜印度＞ヘンケル／リーバ社がショー・ウォレス子会社買収競う
【カルカッタ】ドイツの油脂会社ヘンケルAGとヒンドスタン・リーバLtd(HLL)が、アルコール飲料会社ショー・ウォレス＆カンパニーLtdが売りに出した子会社2社、ディタージャント・インディアLtd及びカルカッタ・ケミカルズLtdの買収を目指し競争している。
ショー・ウォレスはディタージャントの60％、カルカッタ・ケミカルの55％の権益を握っている。2社の売却公告は4月15日に主要紙に掲載されたが、ヘンケルとＨＬＬは既に入札を申請したもようだ。 ディタージャントとカルカッタ・ケミカルの資産価値は公認会計士会社により42クローと評価されたが、同価格は1995年にヘンケルンがオファーした買収価格と一致している。同オファーは実を結ばぬまま昨年10月に期限切れとなった。またＨＬＬもライバルのプロクター＆ギャンブル及びヘレン・カーチスと2社の買収を競った経緯がある。またカルカッタ高裁は昨年10月、ショー・ウォレスが消費財関連海外子会社2社を売却するのを禁じる判決を下している。(IE:4/17)
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